手球ヒット時の力み等によるスイングの変化
スイング動作としては、手球にヒットした瞬間に肘、肩等に力が入り一瞬スイングスピードが落ちて手球に追いつこうと加速する動作が多く観られます。
また、手球ヒット時の握り締めによるスイングスピードの低下の場合は、撞点のズレが生じる事が多く手球に横回転が付く事が多く観られます。
何れの場合も手球のコントロールに影響が出て不安感、スランプ等を誘発する可能性が高いですね。
少し練習期間があけば、入りが落ちる方は一度チェックして下さいね。
対策:「高度な真直の練習1」のA、B、Cで訓練し矯正します。
- 出来れば、人差し指と小指を浮かせて下さい。
それだけで治る場合もあります。 - 手球から15cm引いて10cm突っ込みます。
リリースポイントは8cmぐらいを目標に。 - ユックリした等速スイングでイメージポイントでキューを止めます。(イメージしたリリースポイントより長いですよ)
最低5〜8cmは手球をキープする事。 - 肘を主体に筋肉の動きを理解する事。
- Aで練習するとタップが手球に擦れている感覚が解りますよ。
- 出来ればグリップ1(人差し指と小指を浮かした状態)で練習すると早く矯正が出来ますよ。
「強制はしません。人差し指を離すと不安になる方もいますから」
肩、肘、手首がキューの上に垂直に並んでいる事を認識して下さい。
また、キューライン上に前腕が振れている事にも注意して下さい。
参考ページ:グリップ、スイング、フォーム、人差し指とスイングの関係、人差し指と手首の巻込み、人差し指と肘の挙動